市場分析

ニッチ市場とは?戦わないことで成功した企業の事例を紹介

「ニッチ市場」と聞いたことある経営者やビジネスマンは多いと思います。
しかし、ニッチ市場を単に「狭い市場」と誤解している人が多いと思います。

今回は、実際にニッチ市場を発見・開拓して成功した企業の事例を紹介していきます。

「ニッチ市場=狭い市場」というわけではない

皆さんは、「ニッチ市場=小さい・狭い市場」と解釈していませんか?

その考え方は間違っています!

ニッチ市場とは、市場全体の一部を構成する特定の需要がある市場を指します。

つまり、ニッチは市場のことを指すのではなく、特定のニーズ・需要のことを指しているのです。

それでは、ニッチ市場で成功した企業を成功要因と一緒に紹介していきます。

 

他企業にはない専門性の高い技術で成功

とても狭い分野に特化していないとできない、専門性が高く、難易度の高い技術が必要な分野を開拓することで成功した企業を紹介します。

清川メッキ工業株式会社


(出典:清川メッキ工場株式会社

清川メッキ工場株式会社では、独自の「ナノめっき」(10億分の1単位でのめっき加工)技術を開発しました。

また1000億個もあるナノめっき部品の不良品がほぼ0に近い、という圧倒的な技術力が評価され、全国から難易度の高いめっき加工処理を依頼が寄せられ、利益を大きく上げています。

オプテックス株式会社


(出典:オプテックス株式会社ホームページ

オプテックス会社はセンサーメーカーであるのですが、汎用的なセンサーではなく、人を検知するセンサーに特化しています。

目的を明確に絞っているので、その分野に関する精度は非常に高く、例えば自動ドアやセキュリティー用の照明などの分野では世界的にもトップをとっています。

 

特殊なニーズに対応した技術・サービスで成功

一般的なターゲット層には当てはまらないけど、特殊なニーズ・需要がある製品・サービスの提供で、限定された市場を獲得した企業を紹介します。

Trouver Le Bon Taureau(トルベ・ル・ボン・トロー)


(出典:Trouver Le Bon Taureau ホームページ

このサイトでは、雄牛の貸し借りができるサービスを提供しています。

農業や牧場を営んでいる方たちは、自分の所有している雄牛をサイトのリストに掲載し、他の農家の人に雄牛を貸し出しできます。

ツインバード工業株式会社

(出典:ツインバード工業株式会社ホームページ

ツインバード工業株式会社は、独自の視点からスピーディーかつ徹底的なリサーチを行い、一部のターゲット層に「こういうのが欲しかった」と言わせるような製品を造っています。

例えば、現在増加している単身世代をターゲットにした「半分が冷凍庫の冷蔵庫」「1人分の洗濯が10分でできる洗濯機」がそのニッチ市場を独占して利益を上げています。

 

限られたエリアに資源集中させて成功

日本全国のような幅広い地域を対象にするのではなく、限られたエリアに自社の資源集中させることで、その地域に関してのシェア率やカバー率は大手企業に打ち勝った企業を紹介します。

株式会社セコマ


(出典:株式会社セコマホームページ

皆さんは、コンビニエンスストアであるセイコーマートをご存知ですか?

セイコーマートは北海道に特化したコンビニであり、道内シェア率が36.3%と大手を抑えてトップになっています。セイコーマートは、道内に直営店を7割もつことで製販一体の体制を行い、高密度のネットワークを構築することで、大手の参入を防いでいます。

ヤマサちくわ株式会社


(出典:ヤマサちくわ株式会社ホームページ

ヤマハちくわ会社では、箱根から比叡の限定された地域でしかちくわを販売していません。

というのも、この会社は豊橋の鮮魚にこだわりをもって魚をさばくところから、ちくわづくりをはじめます。また、流通においても自社流通網にこだわり、ほとんどを自社の直売店で販売することで、ブランド管理を徹底し、高品質なちくわを消費者に提供しています。

 

まとめ

いかがでしたか?

今回はニッチ市場で成功した企業の事例とともにどのような視点でニッチ市場を探していくといいのかを考えました。

ぜひ、これから新しい事業や企画を提案するときニッチ市場を見つけその分野をハックし、売上を上げていきましょう!

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